株日記

市況と適時開示

5/26 エヌビディア

 東京市場は本日も円安、半導体人気に乗って日経平均が続伸する1日に。調整はわずか2日間で終えており、過熱感がありながらも上昇基調が依然として続く強さを見せている。上場企業は今期も最高益を更新する見込みで、現在のPER14倍ちょっとというのは割安ではないにせよまだ割高でもなく、来週以降も買い余地は収益面でも十分にあることになるだろう。

 

半導体関連株を中心に買い優勢

 
■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、半導体株高で一時バブル後高値水準に
 2.米市場ではエヌビディアの株価急騰でナスダック指数が上昇
 3.東エレクやアドテスト、スクリンなど半導体株が軒並み高に
 4.為替が一時1ドル140円台へ円安が進行したことも追い風
 5.三菱UFJファストリ、日本製鉄、郵船などは軟調に推移
 
生成AI(人工知能)の爆発的な普及を背景にしたAI半導体需要増大の恩恵を享受するという構図だ。
当然、この半導体需要拡大の追い風は日本の半導体関連株にも吹く。岸田政権が日本に半導体サプライチェーンを構築しようとしていることも注目されているようだ
 
 
 

エヌビディア(NVIDIA)は、アメリカのテクノロジー企業であり、コンピュータグラフィックス、人工知能(AI)、および高性能コンピューティングに関連する製品やテクノロジーの開発を行っています。主にグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)を開発・製造しており、GPUは主にビデオゲームや専門的なグラフィックス処理に使用されます。

エヌビディアは、グラフィックステクノロジーの進化によって急速に成長し、GPUを利用した高性能コンピューティングや人工知能の分野でも大きな影響力を持っています。エヌビディアのGPUは、ディープラーニング機械学習などのAIアプリケーションのトレーニングや推論に広く使用されており、世界中の企業や研究機関によって採用されています。

また、エヌビディアは自動運転技術の開発にも注力しており、自動車メーカーや自動運転車関連企業との提携を進めています。その他にも、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など、エンターテイメントや視覚体験の領域でも重要な役割を果たしています。

エヌビディアは、グラフィックス技術とAIの融合によって、さまざまな産業や分野に革新的なソリューションを提供し、デジタルエクスペリエンスの向上に貢献しています。

 

エヌビディア(NVIDIA)は、半導体およびグラフィックス関連の技術と製品を提供するアメリカの企業です。日本企業でエヌビディアと関連する半導体企業としては、以下のような企業があります:

  1. 東芝Toshiba): 東芝は、半導体メモリやストレージ製品などの幅広い半導体製品を提供しています。エヌビディアとの関係では、一部の製品において東芝のメモリチップが使用されていることがあります。

  2. ルネサスエレクトロニクスRenesas Electronics): ルネサスエレクトロニクスは、自動車用半導体や産業用半導体などを提供しています。エヌビディアとは自動車分野において、ルネサス半導体製品がエヌビディアのプラットフォームと組み合わされることがあります。

  3. パナソニックPanasonic): パナソニックは、半導体製品や電子部品を幅広く提供しています。エヌビディアとの関係では、一部の製品においてパナソニックの電子部品が使用されていることがあります。

なお、エヌビディアはアメリカの企業であり、直接的な関係がある日本企業は限定的です。ただし、半導体産業はグローバルな供給チェーンに関わっており、エヌビディアの製品にはさまざまな国や地域の企業の技術や部品が利用されています。

 

  25日の東京株式市場で、

半導体試験装置のアドバンテスト終値は前日比16%高の1万6340円。一時は20%高の1万6870円に急伸し、株式分割を考慮した実質で上場来高値を付けた。

IC(集積回路)パッケージのイビデン終値は9%高となった。

エヌビディアはアドテストなどの装置を利用

イビデンはエヌビディアに基板を供給している。

 

半導体関連株には買いが広がり、新光電気工業が大幅高。

半導体製造装置SCREENホールディングス東京エレクトロン、シリコンウエハーメーカーのSUMCOなども高い。

日本企業では、製造装置や検査装置関連が『下期からの回復』を示唆していたが、その確度が高まる結果になった」